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中卒でも資格をとって就職を有利に!中卒で取得できる資格一覧と取得方法

求人情報誌や求人サイトで求人募集を見ると、高卒や大卒など学歴でフィルターをかけている企業がまだまだ多いです。

少しずつ求職者自身の経験やスキル、能力を学歴関係なしに評価してくれる企業も増えてきてはいるものの、日本の就職市場では学歴社会が根強いと言えるでしょう。

最終学歴「中卒」の求職者が希望通りの就職を成功させるのは決して容易ではありません。高卒や大卒の学歴があるライバル達に差をつけ、採用を勝ち取るためには企業にアピールできる強力な武器が必要です。

そこで今回は、中卒の就職を有利にする「国家資格・民間資格」をご紹介。資格の詳細や取得方法、その資格を活かせる仕事も併せて解説していきます。

資格に興味がある方、中卒のハンデを乗り越える武器が欲しい方、中卒でも有利に就職したい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

中卒者が資格を取得するべき理由

中卒を取り巻くリアルな現状

高校はもちろん義務教育ではありませんが、今の日本では特別な理由がない限り高校に行くのが当たり前と考えられています。文部科学省によると、平成30年度の中学校卒業者の高校進学率は98.8%。

日本の中学を卒業して高校に進学しなかった人はわずか1.2%です。現在の日本では「高校教育がほぼ義務教育化されている」言っても過言ではないでしょう。

(引用:文部科学省「平成30年度学校基本調査」
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2018/12/25/1407449_2.pdf)

そのため、中学新卒者を対象にした求人もかなり少ない状況です。厚生労働省によると、令和2年3月の高校新卒者への求人数約44万3千人に対して、中学新卒者への求人数は1087人とされています。

中卒向けの求人ではない場合でも、募集要項に「学歴を問わない」としている求人もあります。しかし、中卒者の応募を想定していない企業も多く、最終学歴が中卒だと面接にすら進めないケースは珍しくありません。

企業は高校に進学しなかった中卒の求職者に対して、「学ぶ意欲が乏しい」「向上心がない」「努力が苦手」という先入観を持ち、仕事が続かないレッテルを貼られてしまいます。

  • ほぼ義務教育化されている高校に進学していないマイナスイメージ
  • 選べる求人数が少ない
  • 書類選考で落とされやすい

資格を取得すれば180°状況が変えられる!?

就職に不利な現状をすべて払拭できるのが「国家資格・民間資格」の取得です。

資格を得るためには試験に合格するための学習が必須。時間を費やして知識をつけなければ資格取得はできません。資格があるだけで学ぶ意欲も向上心の高さも努力できる姿勢もアピールできます。

応募する企業の仕事に活かせる資格を取得していれば、採用担当者からも好印象、高評価を得られるでしょう。

中卒の求職者にとって資格の取得は『不利な就職を有利にする大きな強み』になります。

中卒の就職を有利にする資格

ここからは、中卒で受験が可能、もしくは受験資格が不問の、中卒でも取得できる国家資格・民間資格をご紹介していきましょう。

中卒の就職を有利にする国家資格・一覧

国家資格とは、「国から認定されている資格」です。基本的に難易度が高い分、信頼性も高くなります。

以下は就職に有利に働きやすい、中卒の求職者にも人気がある国家資格一覧です。

資格 受験資格 料金 合格率 活かせる仕事
宅地建物取引士 特になし ¥7,000 15~17% 建設、金融、不動産
旅行業務取扱管理者 特になし ¥6,500 “約60%(国内)
約15~20%(総合)” 旅行代理店
調理師 2年以上の調理業務経験 “\6,300
(東京都)” 60%前後 飲食店、給食施設、企業の食品開発部門など
製菓衛生師 “2年以上の製菓業務経験or
製菓スクールでの1年以上の技能習得” “\9,500
(東京都)” 60~80%程度 洋菓子店、製菓メーカー、ホテル、レストランなどのパティシエ
クリーニング師 中卒以上の学歴 “\10,800
(東京都)” 70%前後 クリーニング店
貴金属装身具製作技能士 1級7年、2級2年、3級半年以上の実務経験 “実技試験\17,900
学科試験\3,100” 30~60%(受験級で異なる) 貴金属メーカー、ジュエリーショップ等での製造・技術職
介護職員初任者研修 特になし 6~15万程度(各研修実施校で異なる) 非公開 介護職

宅地建物取引士

宅地建物取引士(宅建士)は、資格ランキングや通信教育などのおすすめランキングでも常に上位に位置する人気の不動産資格。試験は年に一回しか実施されませんが、毎年20万人前後が受験しています。

国家資格試験の中で難易度は普通レベルで、独学でもしっかりと勉強すれば合格は不可能ではありません。

宅建の通信講座やスクールも数多く存在するので、より確実に合格を目指す方は利用するのが得策です。

宅地建物取引士の資格を取得すれば不動産取引の専門家として就職が有利になります。

旅行業務取扱管理者

旅行取引に関する管理と監督ができる資格が、旅行業務取扱管理者です。

国内旅行のみを取り扱える「国内旅行業務取扱管理者」と、海外旅行も取り扱える「総合旅行業務取扱管理者」の二種類があります。総合の方が試験科目も1科目多く、難易度もかなり高いです。

どちらを目指す場合でも、専門の通信講座やスクールに通った方が短期間で確実に合格を狙えるでしょう。

旅行業務取扱管理者の資格があれば、旅行会社で即戦力として活躍していけます。

調理師

調理師は、資格取得者が300万人以上にも上るかなりメジャーな資格です。

調理師免許には

調理師学校を卒業して免許を申請する
飲食店などで2年以上の調理業務経験を積み、調理師試験に合格して免許を申請する

上記2つの取得方法があります。

調理師学校では一から調理の基礎知識をじっくりと学べますが、若いうちから現場に出れば学びながら実務経験を積めるのがメリットです。

中卒者は早めに飲食業界に飛び込み2年間の下積みを経て調理師免許を取得するのがキャリアアップのベストな選択かもしれません。

調理師の資格は、高待遇の求人募集の採用条件だったり、資格手当がつく場合もあります。

製菓衛生士

製菓衛生士とは、お菓子やパンを製造・販売する際の衛生面や安全性にかかわる資格です。

洋菓子やデザート作りの知識や技術をマスターした専門家(パティシエ)として活躍できます。

洋菓子店やレストランで製菓業務の経験を積めば受験は可能ですが、一般的にパティシエ業界では製菓スクールでお菓子作りの基礎をしっかりと身につけるのが主流のようです。

最近では女性の活躍も目覚ましく、製菓衛生士の資格+確かな技術と優れたセンスがあればどんどん評価されキャリアアップしていけます。

クリーニング師

クリーニング師は、厚生労働省のクリーニング業法に基づく資格です。

試験の内容は各都道府県によって多少異なりますが、主に公衆衛生や洗濯物の処理に関する学科試験、ワイシャツのアイロンがけやしみ抜きなどの実技試験が実施されます。

クリーニング店は各営業所ごとに最低1人以上のクリーニング師を置くルールがあるため、クリーニング業に携わりたい方は取得しておいて損はないでしょう。

貴金属装身具製作技能士

貴金属装身具とは、主に金・プラチナ・銀などの貴金属と、ダイヤモンド・真珠などの宝石類を用いたジュエリーを指します。

貴金属装身具製作技能士は、ジュエリー制作の知識と技術を証明する資格です。

原則、検定の職種に関する実務経験が必要で、試験は1~3級まで。上の級ほど必要な実務経験は長くなります。

貴金属装身具製作技能士の資格があれば、メーカーやジュエリーショップの技術職として長期に渡って活躍していけるでしょう。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)は、介護職員として働くうえで必要な知識とスキルを習得できる研修です。

年齢や学歴の制限なしで誰でも受講可能で、難易度もそこまで高くありません。短期講座で集中して勉強すれば最短1ヶ月での資格取得も。

130時間の講習の受講が必須ですが、自宅で学べるカリキュラムがあり通信学習とスクールを併用できるので、働きながらでも無理なく研修終了を目指せます。

時間と費用はかかりますが、今後さらに人手不足になって需要が高まり続ける介護職。

介護職員初任者研修の資格さえ持っておけば、一生就職に困ることはないと言えるでしょう。

中卒の就職を有利にする民間資格・一覧

民間資格とは、「国以外の団体や法人から認定されている資格」です。国家資格と比較して多少難易度は低いですが、国家資格ほどの評価は見込めません。

以下は就職に有利に働きやすい、中卒の求職者にも人気がある民間資格一覧です。

資格 受験資格 料金 合格率 活かせる仕事
インテリアコーディネーター 特になし ¥11,500 25%前後 家具・照明・住宅メーカー、設計事務所、インテリアショップ、内装・リフォーム会社
ネイリスト技能検定試験 “【3級】中卒以上
【2級】3級取得者
【1級】2級取得者” “【3級】\6,600
【2級】\8,800
【1級】\11,000” 35~80%(受験級で異なる) ネイル、エステ、ブライダルサロンなど
マイクロソフトオフィススペシャリスト 特になし(未成年は保護者の同意が必須) “一般\9,800
上級11,800” 非公開 事務、営業、人事、販売、店舗運営など
調剤事務管理士技能認定試験 特になし ¥6,500 60%程度 保険調剤薬局、病院の薬剤部
秘書技能検定 特になし “1級:\6,500
準1級:\5,300
準1・2級:\9,400
2級:\4,100
2・3級\6,900
3級:\2,800” 20~60%(受験級で異なる) 秘書、事務、会計、オフィスワーク全般

民間資格は、幅広く知られている有名な資格からそうでない資格までかなりの数が存在するので、就職活動の際にアピールしやすい、使い勝手のいい資格を厳選しています。

上記の中でも「秘書技能検定」は、どんなビジネスシーンにも使えるビジネス系の定番中の定番資格です。

毎年20万人近くが受験するほどの人気を博し、スケジューリングやファイリング等の基本知識から文章作成、接遇マナー、さらには経営学や一般会計に関する知識まで試験は多岐に渡ります。

中卒者が基本的なビジネスマナーを身に着けるにはもってこいなので、まだやりたい仕事が見つかっていない方もとりあえず資格を取得しておけば今後のプラスに働くのは間違いありませんよ。

秘書技能検定の資格は、就職活動の際に履歴書の資格欄に書くだけでもある程度のビジネスレベルが備わっていると判断されるため、採用担当者への大きなアピールポイントになります。

就職にハンデのある中卒者の強力な武器になり得る資格の数々。

興味のある資格、やりたい仕事に関係する資格、とりあえず就職の強みになりそうな資格。

自分にとってメリットがある資格は積極的に取得を目指して、就職活動を有利に進めてくださいね。